2013年1月25日(金)
議会運営は幅広い会派で
野党9党が国対委員長会談
穀田氏が主張
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野党9党の国対委員長会談が24日開かれ、日本共産党から穀田恵二国対委員長が出席しました。民主党・高木義明国対委員長は「自公の巨大与党に対峙(たいじ)し、国会審議を充実させたい。論戦・言論の府としての地位を高めたい」と述べました。会談では、今後、野党国対委員長会談を随時開くこと、与野党国対委員長会談を申し入れることを確認しました。
日本共産党の穀田恵二国対委員長は、巨大与党に対峙するため、国会の民主的運営に努力することが大切であり、そのためにも幅広い会派が参加して国会運営を進めることが重要だと主張し、日本共産党が議院運営委員会に入れるよう与野党各党で検討してほしいと要請しました。穀田氏が、与党の対応で少数野党が議運委員に加わった例などをあげて対応を求めたのに対し、日本維新の会の小沢鋭仁国対委員長は「所属委員の差し替えで十分配慮したい」と述べました。
また穀田氏は、財務大臣の財政演説や重要法案について、少数政党の本会議での質疑を確保することを求めました。
また、原子力問題調査特別委員会の設置に関して、日本共産党は国会事故調査委員会の報告を受けて原子力問題の委員会設置を要求してきたが、大事なことは、規制当局の監視だけでなく、すべての政府・機関を監視の対象とし、当然、必要な大臣も委員会に呼べるようにすべきだとのべました。