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2013年1月14日(月)

空襲被害償って

大阪訴訟原告団が宣伝

16日控訴審判決

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 「このままでは死んでも死に切れない」「戦争の悲劇を二度と繰り返してほしくない」。16日の控訴審判決を前に、空襲被災者・遺族に謝罪と補償を求める大阪大空襲訴訟原告団は13日、弁護団や支える会の人たちとともに、JR大阪駅前で宣伝しました。

 横断幕やのぼりを掲げ、15人が「大阪空襲訴訟の原告の声を聞いてください」と訴えたビラを配り、差別なき戦後補償法の制定を求める署名を訴えました。

 友人と買い物に来ていた高校3年生(18)は「学校で戦争のことも学んできましたが、実際に空襲で被害に遭った人たちの話を聞くのは初めて。戦争は絶対に繰り返してはならないと思う」といいます。

 就職活動中の女性(20)=京都市=は「メディアでしか戦争の実態を知らないので、署名して被害者の生の声を聞けたのが良かった。国を相手に、臆せずたたかい続けていることに勇気をもらいました」と話していました。

 原告の浜田栄次郎さん(83)は「国の起こした戦争で私たち民間人は被災しましたが、国が一切謝罪も補償もしてこなかったので、やむなく裁判を起こしました。しかし国は知らん顔です。裁判所は私たちの願いを受け止め、判決を出してほしい」と語りました。


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