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2012年12月18日(火)

高齢者尊重の政治に

全国老地連

厚労省前座り込み

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写真

(写真)高齢者にたいする施策の充実を求め座り込む全国老後保障地域団体連絡会の人たち=17日、厚生労働省前

 「政府は高齢者の尊厳・生存権を保障せよ!」―。17日、時折冷たい雨が降る中、厚生労働省前で高齢者らが座り込みを始めました。主催は全国老後保障地域団体連絡会(全国老地連)と東京都老後保障推進協会(都老協)。19日まで、座り込みをします。

 「総選挙結果に対する座り込みだ」と老地連の上坪陽代表委員(80)は力を込めます。「私たちは高齢者を大事にする政治を求める。高齢者を大事にする社会は、国民全体を大事にする社会。私たちはあきらめず、社会保障の充実を求める」

 都老協の城田尚彦会長(77)は「総選挙では、自己責任論を押し付け、原発を推進し、憲法改悪をもくろむ勢力が多数を占めてしまい、危険な状況になってしまった」と指摘。「戦争をいくらかでも経験した者としてはだまっていられない」と話しました。

 東京都足立区から参加した女性(74)は「いまは息子の扶養家族だけど、来年、75歳になったら後期高齢者医療制度の保険料が発生するので不安です。この状況を許してはいけない。要求をつきつけていきたい」と強調しました。

 老地連などは同日、厚労省に対し、来年度予算案に▽生活保護の老齢加算の復活▽後期高齢者医療制度の廃止▽医療費窓口負担の大幅減額▽介護保険制度の抜本的な改善―など17項目にわたる要求を反映するよう求めた要望書を提出しました。


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