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2012年12月10日(月)

全原発即時廃止へ政党評価

首都圏反原発連合 都内でビラ配布

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(写真)通行人に声をかけフライヤーを配る反原連の人たち=9日、東京・新宿駅前

 首都圏反原発連合(反原連)は9日、東京都内で「全原発即時廃止」の立場から各政党の原発政策を評価するフライヤー(ビラ)を配布して、「各政党の姿勢を見極めましょう」と呼びかけました。

 「脱原発『あなたの選択』キャンペーン」の一環としてつくったこのフライヤーは、これまで30万部以上が活用されています。寒風が吹くなか、参加者は「原発政策が分かるフライヤーです」と喉をからしながら通行人に声をかけ、フライヤーを配りました。その場で読み話し合いを始める青年の姿もありました。

 反原連のミサオ・レッドウルフさんがハンドマイクで「私たちは16日の行動で、原発のない日本を求めて選択することができます。ぜひ皆さん一人一人で見極めて選択してください」と呼びかけました。服部至道さんは、「どこの団体にも政党にもくみしない、普通の市民の立場でつくりました。7日の地震は本当に怖かったです。どうして地震におびえ、平和で安全な暮らしができないのか。原発はすぐになくさなければいけません。政治を変えるため行動を起こしましょう」と訴えました。

 フライヤーを受け取った東京都豊島区の男性(22)は「大きな地震があったばかりだし、原発はなくすべきです。選挙は行ったことがないけど、これ(フライヤー)をよく読んで今回は行こうと思います」と語りました。


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