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2012年12月5日(水)

共産党の飛躍的前進に期待

宇都宮氏が訴え

新宿第一声

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 「人にやさしい東京をつくる会」の宇都宮けんじ氏=日本共産党など支持=は総選挙公示日の4日、新宿駅前での日本共産党街頭演説で「都民とともに歩む都政、都政に民主主義を取り戻すための重要な選挙です。連携して、全力をあげてたたかおう」と訴えました。

 宇都宮氏は、都知事選の争点が、13年7カ月続いた石原慎太郎都政の「継承か決別かにある」と強調。福祉切り捨て、消費税増税や原発を容認し、「日の丸」「君が代」の強制で教育現場の管理統制を強めた石原都政を批判しました。

 その上で、総選挙の意義に触れ、脱原発、反消費税、反TPP(環太平洋連携協定)、憲法擁護などを唱える国政政党の躍進が「人にやさしい都政をつくるうえで大きな力添えになる」と強調。「日本共産党の飛躍的前進を心より期待します」と述べ、大きな拍手を受けました。

 「人にやさしい都政を」と書いたボードを掲げた元教師の女性(61)は、「若い教員には10年ごとの免許更新が強いられるなど、石原知事の就任直後から教育現場は助け合うという雰囲気がなくなった。宇都宮さんで新しい東京につくり変えたい」と語りました。


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