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2012年11月21日(水)

世界の経済回復に貢献

ASEAN 第1回グローバル対話

プノンペン

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(写真)世界金融危機への対応などを話し合った第1回ASEANグローバル対話=20日、プノンペン(面川誠撮影)

 【プノンペン=面川誠】東南アジア諸国連合(ASEAN)が世界的な課題の解決に貢献することを目指す第1回「ASEANグローバル対話」が20日、カンボジアの首都プノンペンで開かれました。

 対話には東アジア首脳会議(EAS)に参加するASEAN10カ国と日本、米国、中国など8カ国の首脳らと、国連貿易開発会議(UNCTAD)、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、アジア開発銀行(ADB)、世界貿易機関(WTO)の代表が出席しました。

 議長国カンボジアのフン・セン首相は開幕演説で、「この対話は地域と世界の経済政策を決める際にASEANの役割を反映させる上で非常に重要なものだ」と強調しました。

 今回のテーマは「経済・金融混乱に取り組む多国間機構、ASEAN、東アジアの役割」。世界経済が不安定な中でも成長を続けている東南アジアがいっそうの発展を遂げるためには、「地域協力と統合がASEANの経済成長の核であり、東南アジアと他地域の間の協力とパートナーシップがASEANの発展を促進する」との認識で一致しました。

 カンボジア外務省によると、参加した国際機関の代表は、2015年に発足するASEAN共同体を支える経済統合を支援することが、東南アジアだけでなく世界的な経済回復に寄与するとの考えを表明しました。


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