2012年11月5日(月)
連携協定の交渉へ
ASEANと日本など16カ国
【ビエンチャン=面川誠】東南アジア諸国連合(ASEAN)のスリン事務局長は4日、今月下旬にプノンペンで開かれるASEAN会合で、加盟10カ国と日本など6カ国を加えた16カ国による地域包括経済連携協定の締結に向けた交渉入りが発表されると述べました。ラオスの首都ビエンチャンで開かれている第13回アジア・欧州ビジネスフォーラムで明らかにしました。
ASEANは現在、日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドとそれぞれ自由貿易協定を結んでいます。スリン氏は、新たな経済連携協定によってこれらが一本化されるとして、「東アジア全域が共通利益を得ることになるだろう」と語りました。