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2012年11月5日(月)

那覇市長選告示

基地撤去・暮らし優先市政を

村山氏が訴え

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 沖縄の県都・那覇の市長選が4日告示(11日投票)され、日本共産党県委員長代理で革新無所属新人の村山純氏(64)=共産党推薦、社民党県連・沖縄社会大衆党支持=の出発式が市立久茂地(くもじ)小学校前で行われました。約300人の支持者らが詰めかけ、「村山革新市政の誕生で『市民が主人公』の市政の実現を」との熱気に包まれました。現職の翁長雄志氏(62)=無所属、民主・自民・公明・新党改革推薦=との事実上の一騎打ちです。

 村山氏は、民意を無視した久茂地小の統廃合の中止・存続や高すぎる国保税、介護保険料の引き下げ、公立保育園増設で待機児童解消、市長を本部長とする市雇用対策本部設置で「正社員が当たり前」の実現―などの公約を語り、「暮らし・福祉・教育最優先で、市民不在の市政から『市民が主人公』の革新市政をつくろう」と訴えました。また「安保廃棄、基地の全面撤去の先頭に立ち、民自公の悪政連合にきっぱりと審判を下そう」と力を込めました。

 支持母体「市民が主人公の革新市政をつくる会」共同代表の赤嶺政賢衆院議員は「安保条約をなくしてこそオスプレイの即時撤退、相次ぐ米軍犯罪の根絶、基地の全面撤去が実現できる。安保を許さない市長の誕生で、日本全国に安保反対の世論を広げていこう」と呼びかけました。

 沖縄社会大衆党委員長の糸数慶子参院議員が「市民の命と暮らしを守り、基地の全面撤去の先頭に立つ村山氏で市民本位の市政を奪還しよう」との連帯メッセージを寄せました。

 2人の子どもを連れた女性(43)は「小学校統廃合は那覇市全体の問題。子ども医療費の窓口負担をなくしてほしい。村山さんならきっと子どもを守ってくれる」と期待を語りました。

市田書記局長が応援

 日本共産党の市田忠義書記局長は4日、告示された那覇市長選で、革新無所属の村山純氏の応援演説に立ちました。

 豪雨のなか、那覇市内の開南、首里2カ所の街頭で市民に訴えた市田氏は「日本共産党は革新無所属の村山氏を推薦し、頑張ります。支援をいただいた社民党、社大党のみなさん、オスプレイの配備反対、基地撤去、くらし守れを願う広範な人びとと固く団結してたたかい抜きます」と決意を表明しました。

 市田氏は、米軍基地問題で限界点をはるかに超えた県民の怒りの声を代弁し、普天間基地撤去、オスプレイ配備反対の「オール沖縄」の声をまっすぐに貫くのは村山氏だと力を込めました。同時に「米軍犯罪もオスプレイ配備も根本にあるのは日米安保条約」と指摘。「基地の全面撤去という県民の願いに応える市政の実現こそ基地のない平和な沖縄の実現につながります」と強調しました。

 「アメリカ・財界のいいなりになって基地と消費税増税を押しつける民自公に押された市長から、民自公の悪政とキッパリ対決できる村山市政の誕生で基地のない暮らしよい那覇市を」と呼びかけると、軒下などに鈴なりになった市民は「そうだ」の声や拍手で応えました。


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