2012年10月30日(火)

反省も展望もない

所信表明演説　志位委員長が批判

　日本共産党の志位和夫委員長は２９日、国会内で記者会見を行い、野田佳彦首相の所信表明演説について、「『明日への責任』という言葉を繰り返したが、自分が行ってきたことへの反省が全くない」と指摘しました。

　志位氏は、野田内閣が公約を踏みにじり、民意に背いて消費税増税法案を強行したにもかかわらず、首相が「画期的成果」と居直ったことを厳しく批判。「『明日の安心』という言葉も使ったが、日本が直面している経済、外交の問題をどう打開するか、具体策、展望、ビジョンが全く示されなかった」と述べました。