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2012年10月30日(火)

改革ビジョン生かし躍進に道開く論戦を

臨時国会 異例の幕開け 参院では所信なし

党議員団総会 志位委員長があいさつ

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 第181回臨時国会が29日召集されました。野田佳彦首相の所信表明演説が衆院本会議のみで行われ、参院では行われない憲政史上初めての異例の幕開けとなりました。参院では、野田首相の問責決議が可決されたにもかかわらず政府・与党が何ら具体的対応を示さなかったためです。日本共産党は国会議員団総会を開き、志位和夫委員長があいさつしました。


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(写真)第181臨時国会開会をうけて開かれた日本共産党国会議員団総会。あいさつするのは志位和夫委員長=29日、衆院第1議員会館

 党議員団総会であいさつした志位氏は、「野田内閣が消費税大増税をはじめ国政のあらゆる問題で民意に背き、公約を裏切ってきた責任は重大であり、不信任に値する」と強調。国政の基本問題について堂々と議論し、争点を明らかにした上で、すみやかな解散・総選挙で国民の審判を仰ぐことを強く求めると述べました。

 志位氏は、(1)政治の閉塞(へいそく)を反動的に打開しようとする反動的逆流の台頭(2)新しい政治をめざす国民のたたかいの歴史的高揚―という「二つの流れの対決」が鮮明になっている情勢に言及。民主党政権も自民党も「第三極」を名乗る勢力も、「アメリカいいなり」「財界中心」という古い政治の地盤に立ち、展望を示せない点では少しも違いがないと批判し、「これらの逆流に決して未来はありません。恐れず正面から立ち向かい、国民とともに日本の前途を開くために全力をあげましょう」と力をこめました。

 志位氏は「反動的逆流と対比すると日本共産党の役割が浮き彫りになります」として、各分野で政策提言を発表し、国民のたたかいと響きあって力を発揮していることを力説。「改革ビジョンを縦横に活用するとともに、国会論戦を通じてさらに発展させ、ホンモノの改革の党の値打ちを際立たせる論戦を」と訴えました。


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