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2012年10月18日(木)

魅力輝かせさらに前進を

新婦人レセプション 志位氏あいさつ

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 新日本婦人の会創立50年を祝うレセプションでの志位和夫委員長の来賓あいさつを紹介します。


 新日本婦人の会の創立50周年、まことにおめでとうございます。日本共産党を代表して心からお祝い申し上げます。(拍手)

 私たちから見ましても、新婦人のみなさんの活動は、国会で活動しておりましても、全国どこにうかがっておりましても、美しく輝いて見えます。

 その魅力と活力の源はなんだろうか、と私なりに、新婦人の50年の歴史を振り返って、三つのことを感じています。

 第一は、新婦人のみなさんが創立当初から一貫して掲げておられる「五つの目的」のすばらしさです。

 核戦争に反対する、憲法を守り抜く、女性の生活と権利・子どもの幸せのためにがんばる、日本の独立をかちとり民主主義を守り抜く、世界平和のために力をつくす。この「五つの目的」は、いま読んでもどれも新鮮で、いきいきとした生命力を持っています。

 みなさんが「五つの目的」を掲げて、女性のあらゆる要求をとりあげ、実現する組織として歩んできた。ここに新婦人の運動の最大の輝きがあると思います。(拍手)

 第二は、草の根にしっかり結びついて活動している団体だということです。

 私たちが全国どこにいっても、新婦人のみなさんが地方議会に提出した意見書や請願がどんどん採択され政治を動かしています。1968年にはじまった乳幼児の医療費無料化が今では子どもの医療費無料化になり、中学生まで無料化への動きがひろがっています。これはみなさんの運動がまさに草の根から日本の政治を動かした大成果の一つだと思います。

 個人加盟の女性の全国組織で、このように草の根でしっかりむすびついている団体というのは世界にも例がないのではないでしょうか。(拍手)

 第三に、新婦人が国連NGOの資格をもつ女性団体だということです。

 2003年に取得したとうかがいました。当時6000万の核兵器廃絶の署名が国連に届けられました。そのうち1000万を新婦人が集めたということを国際的女性団体の国連代表が聞いて、「日本にはすばらしい草の根の女性団体がある」と驚き、資格取得をはげまし、資格を持つにいたったとうかがいました。

 国連NGOになったことで日本の女性の願いを国連にストレートに届けることができるようになりました。「女性差別撤廃条約」など国際的到達点を、日本の運動の発展に豊かに生かせるようになりました。「世界の新婦人」となったことに、心からのお祝いを申し上げます。(拍手)

 最後に、私たち日本共産党は、この間に第5回中央委員会総会を開きました。日本の運命がかかった来るべき総選挙で「650万の得票、現有9議席の倍増」という目標を決めました。そのさいに、これまで要求実現の運動にともに取り組んできました仲間の諸団体のみなさんに、政党支持の自由の原則はしっかり尊重しながら、可能な範囲で「協力・共同」をお願いする方針を決めました。

 日本の命運のかかった大事な総選挙です。ぜひ日本共産党の躍進を勝ち取り、新婦人50周年へのお祝いにもしたいと思います。どうか可能な「協力・共同」をよろしくお願いします。(拍手)

 新婦人の運動のいっそうの発展を心から願いましてごあいさつとさせていただきます。(拍手)


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