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2012年9月30日(日)

“部屋に鍵かけ 記者入れるな”

原子力規制庁、職員に指示

理由は「セキュリティー高い機関でなくちゃ」

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 “記者を部屋に入れてはいけない”と原子力規制委員会の実務を担う原子力規制庁が職員に指示を出していることが28日、明らかになりました。

 記者からは「公開性、透明性を高めてほしい」と声が上がっています。

 同庁の森本英香次長は同日の会見で、「部屋の扉に鍵を掛けて記者を入れるなと指示を出した事実はあるのか」との質問に対して「そうさせていただいている」と答えました。

 現在、原子力規制委員会の定例会見は毎週1回、事務局の記者説明会見は同2回。これ以外の取材は電話で対応するといいます。「いちばん取材しにくい役所」という声が早くも上がっています。

 そういう対応をしている理由について、森本次長は「ビルが民間であることと、委員会は核セキュリティーを含めたセキュリティーの高い機関でなくちゃいけない」と説明しました。同委員会が入る庁舎は東京・六本木の民間ビルで、警備員が入り口で身分確認をしています。


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