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2012年9月29日(土)

第37期囲碁新人王戦決勝・第2局

金沢三段勝ち、タイに

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写真

(写真)対局を振り返る金沢真三段(左)と富士田明彦三段。中央は立ち会いの大矢浩一九段=28日、東京都千代田区の日本棋院

 富士田明彦三段(20)の先勝で迎えた第37期囲碁新人王戦(しんぶん赤旗主催)の決勝三番勝負第2局が28日、東京都千代田区の日本棋院でおこなわれ、午後4時52分、金沢真三段が215手まで黒番中押し勝ちをおさめ、対戦成績を1勝1敗のタイに持ち込みました。最終局となる第3局は10月9日(火)に同所でおこなわれます。

 先後入れ替わって金沢三段の黒番。序盤は左辺の攻防が争点となりました。白22の5線から26の2線へ打つ展開に控室では疑問の声があがりました。白は中央に頭を出しましたが、左辺はまだ生きておらず、黒に味が残る分かれとなりました。

 黒77からの右辺の攻防の結果、白は右下の地を増やしたものの、右上と左側の二つの大石がカラミ攻めを受ける苦しい展開になりました。

 最後、右上から中央に進出した白が黒にのみ込まれ、形勢は大きく黒に傾きました。

中盤から良く

 金沢三段の話 布石で誤算があったが、中盤から急に良くなった。(タイに持ち込み)ほっとしている。第3局は意識しないで普段どおりに打ちたい。

第3局懸命に

 富士田三段の話 中盤以降不本意な碁になってしまった。右辺を破られて(左右が)カラミ攻めにされたのが厳しかった。第3局は一生懸命がんばる。

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