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2012年9月24日(月)

「オスプレイの配備をお願い」

「維新」討論会 橋下氏が強弁

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 橋下徹大阪市長は23日、大阪市内の施設で国政新党「日本維新の会」への参加を希望する国会議員との2回目の公開討論会に臨みました。議論の中で「維新八策」の示す方向の危険性が浮き彫りになりました。

 同党は、結党宣言(12日)から11日たったのにいまだ総務相に届け出る設立届の書類を「整えている」(松井一郎幹事長)という状況です。この日は、「維新八策」の外交・安全保障をテーマに議論を始めました。

 このなかで、橋下氏は「集団的自衛権は当然行使を認めるべきだ」などと主張。沖縄が島ぐるみで反対しているオスプレイ配備問題についても「お願いしなければいけない」と述べ、米海兵隊普天間基地の辺野古への移転も「他の案はいま僕の頭にはない」などと述べました。

 橋下氏は、「八策」で「参加」を打ち出しているTPP(環太平洋連携協定)についても、「農家には申し訳ないが、兼業農家とかには退場してもらわないといけない」と言い放ちました。

 「八策」に明記されている「企業・団体献金の禁止」では、橋下氏が法改正を待たずに新党の規約で「企業・団体献金は禁止にする」と豪語しましたが、企業・団体への政治資金パーティー券の販売を「抜け穴」(19日、橋下氏)にしていることは最後までふれずじまいでした。


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