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2012年9月18日(火)

探検

再生可能エネルギー

東京・稲城市でバスツアー開催

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(写真)下水処理場の放水口を見る参加者=16日、東京都稲城市

 東京・稲城市で原発に頼らないエコな街づくりをめざす「原発ノー、エコ稲城の会」(井垣誠吾代表)は16日、再生可能エネルギー探検バスツアーを行いました。使用済み天ぷら油で走るバスに乗り、23人が市内をめぐりました。

 ニュータウン内の遊休地には、参加者から驚きの声が上がりました。UR(都市再生機構)が整備した企業向け土地が売れずに残っています。井垣さんは、「約7万ヘクタールあり、太陽光パネルを敷くと、市内の全家庭の約12%の電気をまかなえます」と話しました。

 雨水や太陽熱を利用する保育園も見学。「この屋根には100キロワットのパネルが乗るのではないか」との声が出ました。「会」事務局長の市村護郎さんは、「保育園の屋根にパネルを乗せるなど市民発電所づくりも進めたい」と語ります。

 配水塔や下水処理場などを外から見学。水が音をたてて多摩川に流れ込む光景を前に、井垣さんが「こうした落差と流量で小水力発電ができます」と説明。市内を流れる大丸用水も見学しました。

 参加した女性は「実際に回ると今まで知らないことがたくさんありました。可能性を強く感じました」と言います。

 「会」は昨年10月に発足。学習会や先進地見学に取り組み、市に対し、太陽光パネルの全小中学校への設置や市民向け補助制度の創設を求めています。


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