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2012年9月13日(木)

凍結解除の新名神高速道路

穀田議員ら建設予定地調査

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(写真)「寺田イモ」が広がる畑で話をする(左から)穀田、かみじょう、加味根、三宅、安田の各氏=12日、京都府城陽市

 民主党政権が、「抜本的見直し区間」として事業が凍結されていた新名神高速道路の2区間の建設を4月に再開させた問題で、日本共産党の穀田恵二衆院議員(国土交通委員)らが12日、建設予定地を訪れ、視察しました。

 再開したのは、大津(滋賀県)―城陽(京都府)、八幡(京都府)―高槻第一(大阪府)の2区間です。

 かみじょう亮一衆院京都6区予定候補、加味根史朗府議、山本邦生、亀田優子の両八幡市議、語堂辰文元城陽市議が参加しました。

 工事中の八幡JCT・IC(八幡市)では、事業をすすめるNEXCO西日本から建設予定の状況について説明を受けました。

 城陽市では、工場誘致・物流拠点づくりと称して、新名神高速道路城陽ジャンクション・インターチェンジの供用開始などを見込んですすめられている「久世荒内・寺田塚本地区土地区画整理事業」の現場を視察。

 同地は、市特産のサツマイモ「寺田イモ」の産地で知られ、収穫を前にした広い畑を前に、「あらすの農地を守る会」の安田豊代表、「ストップ新名神城陽の会」の三宅勉事務局長から話を聞きました。両氏から「優良な農地をつぶすのは許されない」「工場もないのにどうして物流拠点になるのか」などの声が出ました。

 視察を終えた穀田議員は、「凍結してやらないと言っていた時代遅れの巨大開発で、凍結解除は許されない。地域住民の合意なしにすすめるやり方に怒りを覚える」と述べました。

 8月30日には、日本共産党京都府議団や大阪府議団、関係自治体の各議員団が、国交省に対して撤回を求める要望・交渉を行っています。


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