2012年9月8日(土)
客室乗務員がスト
独ルフトハンザ、全国規模で
ドイツ最大手の航空会社ルフトハンザの客室乗務員組合は7日午前0時(日本時間同日午前7時)、全国規模で24時間ストを開始しました。
8月31日、9月4日に続く3回目のストです。フランクフルト、ミュンヘン、ベルリン、デュッセルドルフ、ハンブルク、シュツットガルトの主要6空港などでストが実施され、ルフトハンザ側によると、通常運航する1800便のうち、3分の2の約1200便が欠航する見込み。ドイツ・メディアは「超大規模スト」で10万人以上に影響すると伝えています。
同労組は1万9000人の客室乗務員を代表して、雇用保障と1年間で5%賃上げの労働協約締結を求めて会社側と交渉していましたが、会社側は3年間で3・5%と回答し、8月末に決裂していました。
3回のストを受け、ルフトハンザ側は再交渉の意思を示しました。労使双方で交渉再開をめぐっての接触はすでに始まっており、7日のスト以降、労組側はしばらくストを控える予定です。