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2012年9月8日(土)

米総領事暴言に抗議を

沖縄県に党県委員会申し入れ

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(写真)県(左側)に申し入れる党県委(右側)=7日、沖縄県庁

 日本共産党沖縄県委員会(赤嶺政賢委員長)は7日、アルフレッド・マグルビー在沖米総領事の暴言に仲井真弘多(なかいまひろかず)知事が抗議し、撤回と謝罪、総領事の更迭を求めるよう県に要請しました。党県委の申し入れに、古波蔵健・基地防災統括監が応対しました。

 問題の発言は、同総領事が4日の就任会見で、普天間基地について「特に危険であるという認識はない」「どうして(基地の)周りに(住宅で)密集されたか不思議だ」「辺野古への移設が一番可能性がある」などと公言したもの。

 統括監が「発言の趣旨は把握していない。機会があれば確認する。抗議や撤回(の申し入れ)は考えていない」と回答したため、党側は「県民の尊厳を踏みにじる発言に、何ら抗議もしないとは許されない。直ちに発言撤回と更迭を申し入れるべきだ」と強く求めました。

 「県民は好きで基地周辺に住んでいるのではない。米軍が不法不当に土地を強奪した歴史も知らない人に総領事の資格はない」(玉城ノブ子氏)、「辺野古『移設』推進、“オスプレイは安全”との強弁に抗議しないなら、アメリカは知事が容認していると受け取ってしまう」(前田政明氏)、「占領意識丸出しの発言に、県が何もしないことは許せない。沖縄とアメリカの親善を図るべき総領事にふさわしくない。更迭を求めるべきだ」(西銘純恵氏)と訴えました。


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