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2012年8月31日(金)

増税連合に痛打

首相問責 志位氏が会見

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(写真)記者会見する志位和夫委員長=30日、国会内

 日本共産党の志位和夫委員長は30日の記者会見で、日本共産党など7会派提出の野田首相問責決議案が参院本会議で可決したことについて聞かれ、「非常に重要な成果だ。民自公増税連合に痛打を与え、深刻な亀裂をつくり出す結果になった」と強調しました。

 志位氏は、「消費税増税を進めた本体である民主党は、参院から『ノー』の審判を下されたことになる。自民党は一緒に増税を進めながら、そのことを批判した問責決議案に賛成せざるをえない自己破綻に陥った。公明党は問責の採決時に退席することで増税の急先鋒(せんぽう)としての姿をさらす結果になった」と指摘しました。

 そのうえで「増税勢力を追い詰める前向きの変化をつくったのは、増税に反対する国民多数の世論と運動だ。同時に、消費税への考え方は違っても増税阻止の一点で共同してきた野党7会派の国会対応が実ったものだ」と強調。大増税を実施させない国民的運動を盛り上げ、選挙で審判を下そうと呼びかけるとともに、日本共産党が伸びてこそ増税阻止の力になると訴えていきたいと述べました。

 志位氏は、消費税増税だけでなく、原発再稼働、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加、オスプレイ配備などに反対する国民運動が各分野で高揚しており、「あらゆる分野でたたかいを発展させ、その力で野田政権と民自公増税連合を追い詰めていく」と表明しました。

 同時に、政治を大本から変える日本共産党の姿を大いに語り広げながら、「党勢拡大に全力を尽くし、党勢の上げ潮の中で選挙をたたかう条件をつくり出し、総選挙勝利をめざすとりくみに全力をあげたい」と述べました。


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