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2012年8月30日(木)

日朝協議を再開

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 【北京=小寺松雄】日本と北朝鮮の政府間予備協議が29日午後に北京で開かれ、双方が基本的考えを述べました。協議は30日も継続する予定です。

 日本側は小野啓一外務省北東アジア課長、北朝鮮側は劉成日(リュ・ソンイル)外務省第4局課長が出席。

 今回の協議は今月9、10日に両国の赤十字間で、終戦前後に北朝鮮地域で亡くなった日本人の遺骨収集や墓参りを進める方向で一致したことを受けて開かれました。

 29日の協議について日本外務省関係者は「実務的で率直な話し合いだった」としましたが、「それぞれ本局に報告する。まだ終わったわけではないので協議の中身を紹介するのは控えたい」と述べました。

 玄葉光一郎外相や藤村修官房長官は、今回の予備協議で日本側は拉致問題も取り上げる意向を強く表明しています。

 同関係者はこの点について、「一般論として北朝鮮側に伝わっている」と語りました。


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