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2012年8月15日(水)

オスプレイ配備危険 テニアン訓練やめよ

TVで井上氏

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 日本共産党の井上哲士参院議員は13日放映のテレビ朝日系「たけしのTVタックル」に出演し「防衛」問題、安全保障などで各党国会議員らと討論しました。

 冒頭、司会の阿川佐和子さんが「京都大学のご出身で、広島生まれですね」と初出演の井上氏を紹介。井上氏は「被ばく2世なので、平和や核兵器問題などに取り組んでいます」とのべました。

 番組は終戦から67年たった日本の「国防」、安全保障をテーマに討論。韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領の竹島上陸、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備などをめぐる、民主党政権の対応が話題になりました。

 井上氏は、オスプレイの全国での低空飛行訓練について「日本の航空法が適用されず150メートル以下でも飛行する。各地で不安の声があがっている」と危険性を指摘。ゲストの大竹まことさんが「なんで日本でそんなことを。向こう(アメリカ)でやればいい」と応じました。

 自公政権から民主党政権になっても変わらない米国いいなりのあり方をめぐって、自民党の佐藤正久参院議員や漫画家の江川達也さんが「軍事力がなければ国際的な発言権はない」と発言。井上氏は「(日本は戦前)軍事力で発言権を補おうとして戦争に突き進んだ。それをしないために憲法9条で戦力放棄を徹底した。軍事ではない外交努力が必要」だと力説。作家の室井佑月さんも「『強い日本』は古い感じ。(軍事力ではない)尊敬される国になるべき」だと語りました。

 野田政権が積極的な姿勢を示している「集団的自衛権」問題も議論に。渡辺周防衛副大臣が集団的自衛権容認の立場からグアムやテニアンでの日米共同訓練など、日米同盟強化の重要性を強調。井上氏は「テニアンは広島、長崎への原爆投下の出撃基地、そこでいま日本とアメリカが一緒になって共同訓練することを広島の人は許さない思いでいる。憲法が禁じる集団的自衛権の推進はやめるべきだ」と主張しました。


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