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2012年8月6日(月)

北の挑発防ぐ対応を

笠井氏が認識ただす

衆院委

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 日本共産党の笠井亮議員は3日の衆院拉致問題特別委員会で、北朝鮮の核問題について質問し、「さらなる挑発行為を防ぐためにも国際社会が一致した対応をすることが大事だ」と求めました。

 笠井氏は、ARF(東南アジア諸国連合地域フォーラム)閣僚会議(7月)の議長声明が「関係国はいかなる追加挑発をしてはならない」「平和的対話に取り組むためのあらゆる可能性を追求する」としたことをあげ、政府の認識をただしました。

 玄葉光一郎外相は、同会議で(1)ミサイル発射は国連安保理決議違反(2)国際社会が一致して確固たる姿勢を示す(3)北朝鮮がまず具体的行動をとる必要がある(4)拉致問題では北朝鮮が前向きな対応をとる―などを求めたことを紹介。「北朝鮮に対してもその場で前向きの対応を強く求めた」と答えました。

 笠井氏は、北朝鮮の外務省報道官が今年5月、みずからの核実験を「軍事的措置」と述べていることを指摘。「国連安保理諸決議や日朝平壌宣言などにも明確に違反する行為だ」と批判しました。その上で、北朝鮮に対し、情勢を悪化させるいかなる行為も厳重に慎むことを強く求めました。

 笠井氏が、日朝交渉の早期再開など拉致問題の事態打開に向けた政府の姿勢をただしたのに対し、松原仁拉致問題担当相は「問題解決のためのさまざまな活動を続けている」と答えました。


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