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2012年7月26日(木)

福岡県警の情報漏えい疑惑

徹底解明し対策とれ

塩川議員追及

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 日本共産党の塩川鉄也議員は25日の衆院内閣委員会で、福岡県警の警部補による捜査情報の暴力団への漏えい疑惑をとりあげ、「命がけで暴力団排除運動に立ち上がった市民への裏切り行為だ」と批判し、徹底解明と対策を求めました。

 塩川氏は、「情報漏えいや金銭授受など警察と暴力団の癒着はあったのか」と追及。松原仁国家公安委員長は「現在、県警で調査中だ。市民の安全確保に万全を期しているなかで、このような状況を招いたことは遺憾だ」とのべました。

 塩川氏は、自身が20日の同委員会で、暴力団対策法による新しい規制の抑止効果だけでなく、犯人の検挙に全力を尽くすべきだと指摘したのに対して、松原氏が「重く受け止めている」と答弁したことをあげ、「暴力団犯罪の捜査・検挙に全力をあげてとりくまなければならないときに、癒着によって妨げられることはあってはならない」と迫りました。

 松原氏は「九州で27件の(市民への)襲撃事件のうち検挙は2件であり、重く受け止めている。いっそう緊張感を持って業務管理を徹底しながら、暴力団対策を強化していくよう警察庁から指導してもらうよう督励する」と答えました。


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