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2012年7月26日(木)

違法な個人調査やめよ

塩川議員 適格性確認制度を批判

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(写真)質問する塩川鉄也議員=25日、衆院内閣委

 日本共産党の塩川鉄也議員は25日の衆院内閣委員会で、国の秘密情報の取扱者に対する「秘密取扱者適格性確認制度」について、権力による個人情報調査は許されないとして中止を求めました。

 同制度は、国が定める「特別管理秘密」を取り扱う職員に対し調査し適格性を確認するものです。

 塩川氏は、国の有識者会議が「プライバシーに深くかかわる調査」だとして「対象者の同意を得て」行うことを求めていると指摘し、実施規定(ガイドライン)に同意を得る規定はあるかと質問。兼原信克内閣官房審議官は「規定していない」と認めました。

 塩川氏が調査事項についてどのようなものがあるかとただしても、兼原氏は「秘密保全に支障を及ぼす恐れがあり、お答えは差し控えたい」との答弁に終始しました。

 藤村修官房長官は、内閣官房に関する特別秘密の件数について、「49事項を指定している」と答弁。塩川氏がガイドラインの開示を求めると、「可能な範囲で提出させる」と答えるにとどまりました。

 塩川氏は「権力によるプライバシー調査にかかわる問題であり、本人同意のないものは違法だ。適格性確認制度はただちに中止すべきだ」と主張しました。


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