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2012年7月13日(金)

さようなら原発7・16集会

大江氏ら参加呼びかけ

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 「『さようなら原発』1千万人署名市民の会」の呼びかけ人である作家の大江健三郎、経済評論家の内橋克人、ルポライターの鎌田慧の3氏が12日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見し、原発再稼働に抗議し、16日の「さようなら原発10万人集会」(代々木公園)への参加を呼びかけました。

 大江氏は、関西電力大飯原発3号機の再稼働を決めた野田佳彦首相を「福島の事故を『無かったこと』にするというのが、彼の考え方の全体だ」と厳しく批判しました。

 3氏らがすすめる「1千万人署名」は、すでに約750万人分が政府、国会に提出されています。

 鎌田氏は、首相官邸で藤村修官房長官に直接会い、署名を手渡した6月15日の翌日に大飯原発再稼働が最終決定されたことについて、「きわめて侮辱的態度だ」と憤りを表しました。

 内橋氏は、日本を破局に追い込んだ戦前の軍需産業と対比しながら原子力産業を批判。首相官邸前の行動など全国に広がるデモについて「市民は、この社会を転換することを求めて集まっている」とのべました。

 10万人以上の参加を呼びかけている16日の「さようなら原発集会」について、鎌田氏は「原発に反対している運動がすべて集まる」と強調。大江氏は、インターネットなどで小さなグループから、別のグループへと運動が広がっていることをあげ、「新しい市民たちの、新しい動きがはじまることに期待する」とのべました。


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