2012年7月7日(土)
消費税増税・社会保障改悪
一括の特別委設置
参院
共産党は反対
参院本会議が6日に開かれ、消費税大増税と社会保障大改悪の8法案を一括して審議する社会保障・税特別委員会の設置を民主、自民、公明などの賛成多数で可決しました。日本共産党は、8本もの法案を一括審議すれば徹底した審議が行われる保証はなく、民自公3党の密室談合で出された社会保障制度の改悪法案まで一括審議するのは論外だとして反対しました。
その後開かれた参院社会保障・税特別委員会では、民主党の高橋千秋氏を委員長に指名。民主、自民、公明、「国民の生活が第一」の8人を理事に選出しました。日本共産党からは大門実紀史氏が委員になります。
日本共産党は、参院での審議にあたっては衆院のように3党の密室談合による採決の強行は許されず、国民の声を聞いて徹底した審議を行うよう主張。国会論戦と国民のたたかいを結んで廃案に追い込んでいく構えを表明しています。
参院では今後、11日と13日に本会議を開いて、各党による質疑を行う見通し。その後、18日にも社会保障・税特別委員会で審議入りする見通しです。