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2012年7月2日(月)

大飯3号機を起動

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(写真)大飯原発再稼働反対を訴えてデモ行進する人たち=1日、東京都新宿区

 「再稼働ノー」の声が空前の規模で高まるなか、関西電力は1日、大飯原発3号機(福井県おおい町)の原子炉を起動しました。同原発の起動は1年3カ月ぶり。全国50基の原発は昨年3月11日の東日本大震災で発生した東京電力福島第1原発事故後、定期検査入りとともに、原発に対する国民の不安と政府・電力会社への不信で、5月5日以降すべて停止していました。政府は財界の圧力のもと、国民世論を無視し、原発の安全対策を二の次に、再稼働を決定しました。

 同日午後9時ごろ、核分裂を抑制していた制御棒を引き抜き、核分裂が開始。4日に送電を始め8日にフル稼働する予定です。

 関電は、4号機も早ければ17日に起動し、18日に臨界、20日の再稼働を経て、24日にフル稼働したいとしています。

「原発やめろ」 新宿に7000人

 関西電力大飯原発3号機(福井県おおい町)の原子炉が起動され再稼働の工程に入った1日、各地で再稼働に抗議するとりくみが行われました。東京都内では、「原発はいらない」で一致し、杉並区などで原発に反対する取り組みをくり広げている市民が、「原発やめろ野田やめろデモ!」を新宿区で行いました。

 雨まじりの不安定な空の下、新宿中央公園に集まった約7000人の参加者は、黄色のTシャツやうちわ、プラカードなどをかかげながらアピールしました。

 デモ終了後、参加者は新宿駅東口に集まり、スピーチやパフォーマンスを行いました。日本共産党の笠井亮衆院議員もあいさつしました。


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