2012年6月25日(月)
東電値上げ認めるな
吉井議員 中小企業に重い負担
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日本共産党の吉井英勝議員は20日の衆院経済産業委員会で、原発事故を起こし、火力発電の稼働で燃料費負担が増えたことを理由に東電が電力料金値上げを申請したことを批判しました。
吉井氏は、料金単価の平均は中小企業向けが20・8円なのに、大企業など大口需要家の上位10社は11・6円と軽いことを東電に認めさせ、値上げは認めるべきではないと求めました。枝野幸男経産相は「単価に差があることについて、合理的な説明ができなければ(認可に)応じられない」と答えました。
吉井氏はまた、中小企業融資で必要な緊急保証などセーフティーネットについて、経産省の事業仕分けで全業種指定を見直すとされたことをただしました。経産相は「現場の状況をふまえ対応する」としか答えず、吉井氏は「全業種が大変だ。継続、充実こそやるべきだ」と主張しました。