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2012年6月20日(水)

米ロ シリア情勢協議

首脳会談 具体的措置言及せず

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 【ワシントン=小林俊哉】オバマ米大統領とロシアのプーチン大統領は18日、20カ国・地域(G20)首脳会議が行われているメキシコ・ロスカボスで会談し、シリア情勢やイランの核問題などを協議しました。両首脳は「シリアでの流血を食い止めるため、われわれは全暴力の即時停止、アナン特使の調停案の全面支持を呼び掛ける」とする共同声明を発表しました。

 会談後、オバマ氏は記者団に対し、「シリアをめぐる協議では、暴力の停止、内戦を阻止するための政治プロセスの構築などで合意した」と表明。プーチン氏は「(シリア問題で)共通点を見いだすことができた」と述べましたが、表情は硬く、両首脳とも今後の具体的措置については言及しませんでした。

 共同声明はイランの核問題について、両首脳が「イランの原子力エネルギーの平和利用の権利を認識する一方、イランは国際的な信頼を取り戻す真剣な努力を行わなければならないという点で合意した」としています。

 両氏は2009年にも会談していますが、今回はプーチン氏の大統領再選後、初めての首脳会談となりました。


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