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2012年5月30日(水)

ASEAN国防相

“域外国と対話”強化

行動規範の締結めざす

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 【プノンペン=面川誠】東南アジア諸国連合(ASEAN)は29日、今年の議長国カンボジアの首都プノンペンで第6回国防相会議を開きました。米国、中国、ロシア、日本などを含む拡大国防相会議を現在の3年に1回から2年に1回に増やし、域外国との安保対話を強化することで合意しました。


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(写真)域外国との対話強化などを話し合ったASEAN国防相会議=29日、プノンペン(面川誠撮影)

 東アジア首脳会議と同じ18カ国が参加する拡大国防相会議は2010年に初めて開かれ、次回は13年にブルネイで開催予定。その後、2年に1回に増やします。カンボジアのティア・バン国防相(副首相)は会議後の記者会見で、「複雑化する地域安保情勢に対応し、実践的な協力を強める必要がある」と述べました。

 会議で採択された共同宣言は、南シナ海での領有権紛争の平和的解決を確認したASEANと中国の合意文書である「南シナ海行動宣言」(02年)を全面的に履行すると強調。法的拘束力を持つ「南シナ海行動規範」の締結をめざすことを改めて確認しました。


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