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2012年5月17日(木)

日航は解雇撤回せよ

原告団・支援共闘 空の安全訴え

東京

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(写真)日航の不当解雇撤回をもとめて宣伝する人たち=16日、東京都内

 日本航空に解雇撤回を求めて裁判をたたかう原告団(パイロット・山口宏弥団長、客室乗務員・内田妙子団長)と国民支援共闘会議は16日、東京都内の日航本社前で、空の安全を守るため解雇した労働者を職場復帰させるよう求める宣伝行動をおこないました。

 宣伝カーの上からパイロットの山口原告団長は、日航が過去にも安全のために意見をいう労働組合活動を妨害したことが御巣鷹事故などの悲惨な事故につながったとして、「安全のために、物言わぬ職場にさせない」と強調しました。

 客室乗務員の桑原佳子原告は、「ベテランが職場からいなくなり、人員不足で不安全事例が起こっている。私たちを職場に戻すべきです」と訴えました。

 日航は稲盛和夫前会長の「利益なくして安全なし」のかけ声のもと、2011年度も2049億円の営業利益をあげ、2期連続で史上最高を更新しましたが、3〜4月に事故や不安全事例が続発し、異例の「特別安全キャンペーン」が行われました。

 原告団は、東京地裁で解雇撤回の訴えを退けた不当判決に対し、東京高裁に控訴中です。


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