2012年5月11日(金)
「原発なくす会岐阜」結成
岐阜県内の民主団体が呼びかけた「原発をなくす岐阜県連絡会」の結成総会が10日、岐阜市内で開かれ、約50人が参加しました。原発ゼロを目指して取り組むことを目的とし、賛同する団体・組織で構成します。
総会では、再生可能エネルギーへの転換を目指して幅広い共同を追求することや、古田肇県知事に大飯原発再稼働反対、原発ゼロ、再生可能エネルギーへの転換などを要請する方針を決めました。
代表に、みどり病院(民医連)医師の岩井雄司、岐阜大学准教授の新村昌治の両氏、事務局長に労働者相談センター所長の竹中美喜夫氏を選出しました。
日本共産党の大須賀しずか県議が、県議会臨時会で自民党発案の「原子力発電所再稼働に関して国の慎重な対応を求める意見書」が全会一致で可決されたことを報告。「市民運動のうねりの中で起こした一つの成果。再稼働をさせないためにも幅広い市民と一緒に勉強をしていきたい」と述べました。
参加者から「揖斐川町は福井県の原発から30キロ圏内。原発の不安にかられている」「いろんな人たちと共同して運動を広げたい」などの意見が出ました。
沢田昭二氏(名古屋大学名誉教授)が「原発事故と放射能汚染」と題して記念講演しました。