2012年5月9日(水)
おかしいぞ!日航不当判決
世界のパイロット 抗議
日本航空にパイロットと客室乗務員の解雇撤回・原職復帰を求める訴えを退けた東京地裁の不当判決に対し、空の安全を脅かすとして、世界中のパイロットが抗議の声をあげています。世界100カ国以上、10万人以上のパイロットが加入する国際定期航空操縦士協会連合会(IFALPA)は7日、パリで開催した第67回年次総会で「日本航空のパイロットを支援する声明」を採択しました。
声明は、パイロットを不公正な病欠基準と年齢の高い順に行った解雇を認めた判決を「差別を容認している」と批判。「日本航空経営者を支持するこの判決は根本的に誤っている」として、日本政府と司法の両者に、直ちに解雇を撤回し、解雇されたパイロットに公正な解決策を日航に命じるよう要求しています。