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2012年4月28日(土)

再稼働 みんなで「ノー」

市民団体 超党派国会議員招き集会

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 政府が関西電力・大飯原発3、4号機の再稼働を急ごうとするなか、さまざまな環境団体や市民団体が27日、超党派の国会議員をまねき、緊急院内集会「大飯原発、拙速な再稼働にみんなで『ノー』!」を、衆院第2議員会館で開きました。


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(写真)大飯原発の再稼働に反対して開かれた院内集会。あいさつするのは井上哲士参院議員=27日、衆院第2議員会館

 「福島を繰り返す気か」「原発いらない!再稼働NO!」と書かれた横断幕や脱原発のシンボル・緑の鯉(こい)のぼりを掲げた会場に100人が参加しました。

 超党派の国会議員62人が呼びかけ人・賛同人に名前を連ねた「大飯原発の拙速な再稼働に反対する国会議員声明」が紹介されました。声明は、福島第1原発事故の原因究明や大飯原発の安全確認、電力需給の検証などが不十分だとし、拙速な再稼働に反対しています。

 日本共産党、民主党、社民党、新党きづなの国会議員15人がそれぞれ発言しました。日本共産党から出席した井上哲士参院議員は、「福島の事故後、汚染された食品を知らないうちに出荷した多くの農家が自身を加害者だと思いこみ苦しんでいます。普通に暮らしていた人々をある日突然、加害者と被害者にしてしまう施設とは、共存できません。絶対に再稼働させてはいけません」と訴えました。

 田村智子参院議員は、「政府は、再稼働でなく福島第1原発事故の収束に全力をつくし、原発のある自治体で新たにどんな産業をおこせるか、支援に取り組むことです」と話しました。

 福井県の情勢を報告した、「プルサーマルを心配するふつうの若狭の民の会」の石地優さんは「地元町民の思いや立場は非常に複雑です。どうか都市部の皆さんもこれからも力を貸してください。全国が地元という立場でみんなで取り組んでいきましょう」と訴えました。


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