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2012年4月26日(木)

アジア平和と和解会議

緒方副委員長が発言

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 アジアにおける平和と和解会議が25日、東ティモールのディリで始まりました。会議は、同国政府の主催でアジア政党国際会議(ICAPP)と中道アジア太平洋民主インターナショナル(CAPDI)の共催によるものです。

 会議は、東ティモールとカンボジアの和平の教訓をテーマに開催されたもので、日本から政党では唯一、日本共産党の緒方靖夫副委員長が参加しています。

 同日午前の開会総会のなかで、東ティモールのグスマン首相、デベネシア議長、カンボジアのソク・アン副首相の基調報告の直後に、緒方氏は「平和、信頼構築の東南アジア諸国連合(ASEAN)の経験を北東アジアにひろげるために」と題して発言しました。

 緒方氏は、45年の歴史をもつASEANについて、紛争の回避、大国の支配からの離脱、恒久的な外国軍事基地の撤去、信頼醸成のための対話、協力の推進など、平和の外交・安全保障を多元的かつ多層的に推進する枠組みをつくってきたとのべました。

 そのうえで、北東アジアにおいて、現在は困難であっても6カ国協議による朝鮮半島の非核化という道しかなく、その目標を達成したのち、将来展望として、この地域の平和と安定のための国際的枠組み、さらに東アジア共同体を構築する展望が広がると語りました。


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