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2012年4月17日(火)

“安全性の確保ない”

環境学会会長 大飯再稼働判断で声明

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 日本環境学会の和田武会長は15日、野田政権が関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を妥当と判断した根拠が「科学的客観的な説得性に欠ける」として、再稼働停止を求める声明を発表しました。

 政府が「安全性の判断基準」を満たしたとしていることについて声明は、「過酷事故に対する安全性を確保できているとは言えない」し、福島第1原発事故の「原因究明も不十分な状況では、安全性確保の条件さえ十分に解明されていない」と指摘しています。

 原発再稼働がなければ電力不足になるとの理由づけについては、「関電管内の電力供給量が過去のピーク時電力の実績以下になることを根拠にしているだけ」だと指摘。「省エネ、エネルギー効率改善、各電力会社間の電力融通等によるピーク時電力需要の抑制、再生可能エネルギー電力の普及促進」などの対策をとれば電力不足は生じないと述べています。


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