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2012年4月10日(火)

佐賀・武雄 米海兵隊批判の共産党議員出席停止

沖縄県民への「懲罰」

演説会 赤嶺衆院議員が批判

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(写真)聴衆に応える赤嶺衆院議員(右から3人目)と(右から)江原氏、大森氏、(1人おいて)平野氏ら=8日、佐賀県武雄市

 日本共産党佐賀県西部地区委員会は8日、武雄市議会が日本共産党議員の米海兵隊批判に「懲罰」を強行した問題で、赤嶺政賢衆院議員を迎えて演説会を開きました。

 赤嶺議員は、江原一雄議員への「懲罰」が「沖縄県民への『懲罰』と同じ」と批判。

 米海兵隊について、「沖縄県民は『クレージーマリーン』(荒くれ海兵隊)と呼ぶ」と紹介し、隊の任務が米軍の海外遠征打撃群、イラクやアフガンの侵略戦争に参戦する殴り込み部隊そのものだとして、「自民・公明や民主の歴代政権が美化してきた『防衛力や抑止力』などというものではない。真実に対する不当な『懲罰』を許さないたたかいを」と訴えました。

 「懲罰」に屈せず断固たたかう江原議員は「市民とともに憲法を生かして平和を守り、社会保障充実へ頑張りたい」と決意を述べました。

 日本共産党の大森ひとし衆院佐賀1区候補や平野邦夫市議のほか、「懲罰」に反対した自民党の谷口攝久(せつひさ)、無所属の宮本栄八の両市議があいさつしました。


 米海兵隊批判への「懲罰」問題 3月15日の佐賀県武雄市議会一般質問で日本共産党の江原一雄議員が米海兵隊を「殴り込み部隊」と指摘したことについて、休憩中に樋渡(ひわたし)啓祐市長を支持する議員らが問題視。「議長の撤回・謝罪の求めに応じなかった」として「議会の品位を著しく汚す」などと「懲罰」動議を提出。自民党の一部や公明党などが28日に「懲罰」動議を強行可決、江原議員を1日間の出席停止とし、議会での言論の自由を封殺しました。


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