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2012年4月2日(月)

介護保険料19.5%増

厚労省 全国平均で月額4972円に

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 厚生労働省は3月30日、65歳以上の高齢者の2012〜14年度の介護保険料が全国平均で月額4972円になるとの集計結果を公表しました(表)。09〜11年度と比べて19・5%増(812円増)となりました。

 介護保険料は、保険を運営する全国1580の市町村と広域連合が3年ごとに改定します。

 今後も高齢化の進展により、保険料は増え続ける見通しで、国庫負担の増額、市町村の一般会計の繰り入れ、減免制度拡充などが急務です。

 保険料を引き上げたのは全体の9割以上に当たる1464団体。引き下げは25団体、据え置きは77団体でした。

 保険料の最高は新潟県関川村の6680円、最低は北海道の奥尻町と津別町、鹿児島県三島村の2800円で格差は約2・4倍。都道府県レベルの平均では、最高が沖縄県の5880円、最低が栃木県の4409円。

 制度開始当初の00〜02年度の保険料の全国平均額は2911円で、12〜14年度は約1・7倍に増えたことになります。

 平均保険料額は、未定の1団体と東日本大震災の影響で暫定的に保険料を据え置いた13団体を除いて算出しました。

表 介護保険の65歳以上の都道府県平均保険料

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