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2012年3月23日(金)

介護保険料 来月値上げ

65歳以上 月6千円超も

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 65歳以上の介護保険料が4月から各地で大幅に値上げされます。基準額が月6000円を突破する自治体も出ており、夫婦2人で月1万2000円を超します。こうした重い負担と一体に消費税大増税をおしつけるなど許されません。


減る年金 負担重く

 介護保険の保険料は3年ごとに改定されますが、2000年の制度開始時(全国平均で月2911円)以来、改定ごとに上がり、現在は全国平均で月4160円です。厚生労働省の試算では4月からは全国平均で5000円程度になるとされています。

 本紙の調査では、6000円を超すのは、福岡県の8自治体(同県広域連合Aグループ、6589円)、高知県越知町(6235円)、青森県弘前市(6170円)など。沖縄県では、本部町など13自治体が6424円となるほか4割の自治体で6000円を超すと見込まれています。

 月1000円以上の値上げが見込まれるところは名古屋市など多数あり、沖縄県竹富町は、2353円も上昇する見込み。三重県鳥羽市(1900円増の5900円)や広島県安芸高田市(1600円増の6000円)など大幅な値上げが予定されています。

 県平均で、広島県5411円、和歌山県5501円、福井県5266円のほか東京都23区、大阪府、高知県でも5000円を超す見込みです。

 後期高齢者医療保険(75歳以上)の保険料も4月から、少なくとも44都道府県で値上げされます。一方で年金額は0・3%削減されます。

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