「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2012年3月9日(金)

骨抜き派遣法案を可決

共産党 抜本改正求め反対

衆院本会議

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 “使い捨て労働”を規制する実効性ある条項がない労働者派遣法改定案が8日の衆院本会議で、民主、自民、公明などの賛成多数で可決され、参院に送られました。日本共産党は反対しました。

 同案は、抜け穴のあった政府案を民自公3党が完全に骨抜きにしたものです。政府案に盛り込まれた製造業・登録型派遣の原則禁止規定を削除し、違法派遣があった場合、派遣先が直接雇用を申し込んだとみなす規定を3年後に先送りしました。

 民自公3党は7日、衆院厚生労働委員会で、審議をいっさい行わずに採決を強行。日本共産党の高橋ちづ子議員は「多くの例外を認めるなど極めて不十分な政府案すら骨抜きにする3党修正は断じて認められない」として反対しました。

 日本共産党は、3党合意による改悪を国会に押し付けるやり方について、「委員会審議をないがしろにする暴挙だ」(高橋氏)と批判し、参院で徹底審議と抜本改正を求めてたたかうとしています。

 衆院本会議での採決では、みんなの党、社民党も反対しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって