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2012年2月27日(月)

比「ピープルズ・パワー」26周年集会

緒方副委員長 大統領らとあいさつ

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(写真)フィリピンのラモス元大統領と握手する日本共産党の緒方副委員長=25日、マニラ(緒方氏提供)

 アジア政党国際会議(ICAPP)のホセ・デベネシア議長(フィリピン前下院議長)の招待で、フィリピンの首都マニラを訪問している日本共産党の緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者は25日、マルコス独裁政権を打倒し民主化の道を築いた「ピープルズ・パワー(人民の力)」革命26周年集会に参加しました。同国のアキノ大統領をはじめとする閣僚、政治家とあいさつを交わしました。

 集会に日本から招かれたのは、1983年8月に暗殺されたベニグノ・アキノ元上院議員(現大統領の父親)の友人で暗殺現場の目撃者として知られる若宮清氏と緒方氏の2人です。

 緒方氏はアキノ大統領に、国の発展だけでなくアジアの民主化促進にも大きく貢献した「ピープルズ・パワー」運動には大きな今日的意義があると述べて祝意を表明。アキノ氏は「遠くからまた早朝からの参加に感謝します」と答えました。

 集会には、ほとんどの現職閣僚、歴代の大統領や有力政治家が出席。緒方氏は、ボルテア・ガズミン国防相、パキート・オチョア官房長官、上下両院議長らと言葉を交わし、日本共産党について紹介しました。

 またフィデル・ラモス元大統領(革命当時の軍参謀総長)、暗殺されたベニグノ氏の兄アガピート・アキノ元上院議員らとも親しく話しました。

 抜けるような青空と強い日差しのもと、政変ゆかりの場所であるマニラ国軍基地前のエドサ大通りで行われた集会は、聖職者の祈りで始まり、二十数人の知事が一言ずつあいさつ。アキノ大統領が演説し、民主化の成果は当面する経済社会問題の打開ではかられると強調しました。

 会場は、運動のシンボルである黄色のシャツを着た全国からの参加者であふれかえり、ヘリコプターから黄色の紙テープが大量にまかれ、青空が黄色に見えたほど。革命の立役者だった軍の関係者が軍装甲車で到着すると、それに若者が乗り込むなど、黄色と若者の集会となりました。


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