2012年2月27日(月)
“春闘勝利へ元気に”
金属労働者が東海集会
浜松
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金属産業で働く労働者の春闘要求の実現をめざす東海集会が26日、浜松市で開かれました。JMIU(全日本金属情報機器労働組合)など幅広い金属労組でつくる実行委員会の主催で、約200人が参加。地域や職場で連帯して元気に春闘をたたかおうとのアピールを採択しました。
JMIUは今月23日に統一要求をだし、回答指定日は3月7日。東海集会に続き、3月3日に東京で東日本集会、4日に京都市で西日本集会を開きます。
東海集会で、職場組合員の6倍近い220人分から春闘アンケートを集め、要求に盛り込んだのは地元・浜松の河合連合支部。伊奈宏書記長(53)は「今年こそ、底上げ、大幅賃上げを獲得したい」と訴えました。
「週4日勤務で月収12万円、時給860円とは腹立たしい」。日本NCR(愛知)の男性(61)は定年後の再雇用の低賃金ぶりを告発し、勤続月あたり1万円の退職金創設をめざすと報告しました。
実行委員長でJMIU静岡地本の松下孝夫委員長はあいさつで、「地域や職場の仲間の要求に確信を持って、元気に打って出よう」と呼びかけました。
商店街をパレードし、「すべての仲間の賃上げと雇用の安定で暮らしと経済を立て直そう」などと唱和しました。
妻、娘2人で手をつないで歩いた川本製作所支部(愛知)の男性(41)は「賃上げしてこそ経済の活性化になる」と要求実現への抱負を語りました。