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2012年2月10日(金)

民意反映する抜本改正を

参院選挙制度協議会で井上氏

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 参院選挙制度協議会(座長=一川保夫民主党参院幹事長)の第3回会合が9日、国会内で開かれました。

 「1票の格差」是正をめぐって、自民党などから当面の対応として、現行の選挙制度の枠内で手直しする考えが出されたのに対し、日本共産党の井上哲士議員は「民意を反映する抜本改正なしには、格差是正はできない。踏み込むべきだ」と指摘しました。

 定数について「どれだけ減らすか衆院と協議するべきだ」「比例代表を削って、選挙区にまわす方法もある」などの意見が出ましたが、井上氏は、民意の反映を問題にしているときに「削減を行うべきではない」と主張しました。

 会合は、「1票の格差」是正に向けて選挙制度の抜本改正を含む議論を引き続き進め、今国会中に成案を得ることを確認しました。


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