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2012年2月9日(木)

秘密保全法制に反対

日弁連が集会 国民の知る権利侵害

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(写真)秘密保全法制と報道の自由について考える院内集会=8日、参院議員会館

 「秘密保全法制と報道の自由について考える院内集会」が8日、国会内で開かれました。日本弁護士連合会(日弁連)の主催で、約140人が参加しました。

 日弁連の宇都宮健児会長が「秘密保全法制は国民の知る権利や報道・取材の自由を侵害するなど、憲法上の諸原理と真正面から衝突するものだ」と主催者あいさつしました。

 日弁連の秘密保全法制に関するワーキンググループ委員、齋藤裕弁護士が基調報告。「秘密の対象は『政府が特に秘密とする必要があると判断した情報』というが、あいまいで政府の違法行為を隠すために使われる可能性がある」とのべました。

 報道関係者が多数参加。日本雑誌協会人権・言論特別委員会の渡瀬昌彦委員長、同協会編集倫理委員会の山了吉委員長、日本ペンクラブの山田健太理事、日本マスコミ文化情報労組会議の東海林智議長、ジャーナリストの西山太吉さんが、それぞれ言論・報道、表現の自由を守る立場から発言しました。

 各党の国会議員も参加し、日本共産党の塩川鉄也衆院議員は「戦前、国民の知る権利を侵すことで侵略戦争へ突き進んだ痛苦の体験を思えば、秘密保全法は断じて許されない。今国会に法案を提出させないため、皆さんとがんばる決意です」と語りました。


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