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2012年2月2日(木)

穀田氏「抜本改革を」

衆院選挙制度 各党協議会開く

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 衆院選挙制度に関する各党協議会が1日、開かれ、1票の格差是正、定数削減、抜本改革の3点について、各党があらためて意見を表明しました。これを受け樽床伸二座長(民主党幹事長代行)が各党の意見を整理し、次回の協議を行うことになりました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は「現行の小選挙区比例代表並立制に対する評価について、各党の見解をはっきりさせるべきだ」と指摘。「民主党を除くすべての党が現行制度の弊害、とりわけ民意をゆがめる問題を指摘している」と述べ、現行制度の抜本改革について議論を進めるよう求めました。

 新党改革も「小選挙区制の弊害に対する検討が不足している」と述べ、公明党からも同様の意見表明がありました。

 また、穀田氏は、衆参両院の代表質問において各党が比例定数80削減問題で重要な発言をしていると指摘。自民党は「民主主義の原則に反する」といい、公明党は「現行制度のゆがみをさらに増幅し、民意の反映という民主主義の原則に逆行」と述べたことを紹介し、「比例削減は民意をゆがめるという点で各党の共通認識になっており、このことを基礎に議論を進めるべきだ」と重ねて主張しました。


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