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2012年1月15日(日)

米、大使交換の意向

ミャンマーの政治犯釈放受け

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 【ワシントン=小林俊哉】オバマ米大統領は13日、ミャンマー政府が同日、政治犯を釈放したことを受けて声明を発表し、「信頼醸成に向けたさらなる措置」をとるようクリントン国務長官と関係省庁に指示しました。これを受け、クリントン氏は同日、約20年ぶりに同国との大使交換に向けた過程を開始すると発表しました。

 オバマ氏は声明で、政治犯の釈放措置を「(同国の)民主的転換と国民的和解の過程にとって決定的な一歩だ」と主張。「残された課題はまだまだ多い」としながらも、米政府として引き続き同国政府に関与し続けると表明しました。

 クリントン氏は声明で、「長い過程となるだろうが、(大使交換は)この歴史的で前途ある一歩を強めるものだ」と述べ、議会との調整をはかる考えを表明しました。

 クリントン氏は、同国への制裁解除については言及しなかったものの、同盟国と協議しながら、「さらなる措置についても検討する」と述べました。

 国務省高官は同日、これまでの制裁措置を主導してきた議会有力者との協議を始める考えを表明。同時に、ミャンマー政府の北朝鮮との関係などを引き続き注視していく考えも示しました。


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