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2012年1月14日(土)

「30キロ圏内に80万人 危険だ」

柏崎原発を藤野氏が視察

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(写真)職員の説明を聞く(左2人目から右へ)藤野、武田両氏ら=13日、新潟県柏崎市

 日本共産党の藤野やすふみ衆院北陸信越ブロック比例予定候補は13日、武田勝利衆院新潟1区予定候補らとともに東京電力・柏崎刈羽原発(新潟県)を視察しました。新潟県議、柏崎市議、長岡市議、上越市議と隣県の長野県議団(5人)も参加しました。

 藤野氏らは、運転中の6号機の原子炉建屋、タービン建屋に入り、使用済み燃料用貯蔵プールなどを見て、津波対策や電源車の配置などの説明を職員から受けました。

 藤野氏は「大変巨大な発電所で海に近く海面に近い印象だ。しかも近くに活断層がある。原発の30キロ圏内には80万人が住み、事故が起きれば非常に危険だ。福井では関西と共同の運動が始まり、今回は新潟と長野の議員団が一緒に視察した。共同を広げ原発ゼロの運動を大きくしていきたい」と話しました。

 武田氏は「原発ゼロの世論を大きくしていくしかない。再稼働反対・廃炉を要求する署名運動を全県で取り組む」と語りました。

 竹島良子新潟県議は「東電は安全対策というが、いったん事故が起きれば手がつけられなくなるのは明らか。原発をなくさなければ本当の安心はない」とのべ、石坂千穂長野県議団長は「東電は原発の現場に原子力の専門家はいないといっていた。人間がコントロールできないエネルギーはやめ、自然エネルギーへ転換すべきだ」と話しました。

 柏崎刈羽原発は7基あり、一箇所の発電所としては世界最大規模です。現在、運転中の5号機は1月25日に、6号機は3月下旬に定期検査に入り、同発電所のすべての原発が停止します。


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