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2012年1月8日(日)

きょうの潮流

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 米国の大都市・ロサンゼルスの夜はハイウエーを走る車のヘッドライトの列と、ビルの無数の明かりとできらめくばかりです。膨大な電力需要を想起させます▼そこに「再生可能エネルギーは代替になれるか」とナレーション。ドイツ映画「第4の革命」は、この設問に各国の探究を取材し「なれる」と答えていきます。第4とは農業、産業、ITに次ぐという意味▼風力、太陽光、水力などを使った地域単位のエネルギー自給例や、エネルギー貯蔵技術の到達点。発電時に発生した排熱を冷暖房や給湯などに利用する(コージェネレーション)システムの導入例。築約60年の集合住宅に再生可能エネルギーと省エネ型改築で住民の光熱費負担を減らしているドイツの取り組みなど▼「行動で利点を実感」した人々が、化石燃料からの転換がいかに現実的かを納得していきます。舞台回し役を務め、原発の危険を警告するドイツ連邦議会議員のヘルマン氏(故人)は、「自動車産業は石油産業から自立せよ」と呼びかけます。電気自動車の時代はすぐそこだと▼電灯のない生活を強いられている人が世界に20億人もいるという現実も紹介されます。西アフリカのマリでは分娩(ぶんべん)室の灯が懐中電灯です。そこでは巨大発電施設のいらない太陽光パネルはまさに光明です。映画はエネルギー転換のそんな効果にも光をあてます▼従来の発想や仕組みにとらわれず、自分たちで考え一歩を踏み出そう。そんなメッセージが伝わり、「革命」の名を冠するのもうなずけます。


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