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2012年1月8日(日)

日航解雇撤回・空の安全守れ

公正判決求め女性宣伝

東京・上野

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(写真)裁判勝利への支援を呼びかける人たち=7日、東京・JR上野駅前

 日本航空に対してパイロットと客室乗務員の解雇撤回を求め裁判をたたかう原告団と、原告を支援する女性団体による新春女性宣伝が7日、東京・JR上野駅前で行われ、公正な判決を求める署名への協力を呼びかけました。

 裁判は昨年12月に結審し、3月19日にはパイロットに、同21日には客室乗務員に、それぞれ判決が出される予定です。この日の宣伝には、全労連女性部、新日本婦人の会(新婦人)、日本婦人団体連合会が参加しました。

 マイクを握った全労連の柴田真佐子副議長は、「日航のベテラン客室乗務員は、女性が結婚し子育てしながら働ける職場をつくってきた人たちです。解雇は許せない。一刻も早く職場に戻しましょう」と訴えました。

 新婦人の加藤洋子副会長は、「子どもを出産したばかりの人や病気を克服して勤務している人を解雇対象とするのは世界の非常識です。利用者のひとりとして、もうけより人命・安全第一の日航にしてほしい」と強調しました。

 客室乗務員原告団の内田妙子団長(日航キャビンクルーユニオン委員長)は、証人尋問で日航の稲盛和夫会長が解雇回避が経営上可能だったことを認めたことを指摘。空の安全を守るため解雇撤回への支援を訴えました。

 4歳の息子と動物園や博物館に行く途中で、署名に応じた女性(41)は、「夫のふるさとが九州なので飛行機をよく利用します。利益が上がっているのに、解雇はおかしい。安全が気になります」と話していました。


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