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2011年12月31日(土)

9割が心身維持・改善

日本生協連 予防訪問介護で調査

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 日本生活協同組合連合会(日本生協連)が、介護保険の「予防訪問介護サービス」について実態調査をした結果、ほぼ9割の利用者で「心身状態が維持・改善した」ことがわかりました。

 調査は9月、全国8生協の同サービス提供責任者にアンケートしたもの。回収は2036件。利用者の年齢は80歳代が6割。要支援2は約6割、要支援1が約4割です。高齢者だけの世帯は約8割。

 調理、掃除、洗濯、買い物、環境整備などのサービスについて、「利用者がヘルパーと共に実施」「ヘルパー単独で実施」「ヘルパー単独で実施し利用者は別の作業を実施」から選択。「ともに実施」「利用者は別の作業を実施」など、6割が利用者の状態を見ながら、できる限り本人の意欲を引き出して生活の向上を図るという本来の趣旨で実施していた、としています。

 「心身状態の維持・改善」の内容については、複数回答で「心の安定・前向き」「衛生・環境整備」がともに約7割、「利用者の安否確認・状況把握」「生活リズム」「在宅(独居)可能」などが各約4割でした。

 日本生協連は「予防訪問介護サービスの趣旨に沿ったサービスが提供されており、自立支援に効果が出ていることがわかった」としています。

 同調査では、利用者本人、家族の85%も、「サービスの利用で心身状態が維持・改善した」と回答しています。


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